ポーカーの賭け方(ベッティングアクション) ベットとレイズはどう違う？

ポーカーの役はわかるけど賭け方(ベッティングアクション)が全然わからない。

最初はみんなそうです。

ぶっちゃけこれはやりながら覚えるのが一番ですが、定義は覚えておきましょう。

ポーカーでプレイヤーが取れるアクションは6つあります。

「えー！ 6つもあるの？ 覚えられないよ！」

と最初は思うことでしょう。
でもやってくうちにすぐ覚えるので安心してください。

それではそれぞれのアクションがどういうものなのか詳しく説明していきます。

コール(参加する)

そのタイミングで場に賭けられてる金額に合わせた額を出すこと。
コールしない = ゲームに参加せず降りるということにもなるので、コール = ゲームに参加することというイメージ。

一番多いのは一番最初のターンで、ビッグブラインドの金額に合わせてコールすること。
1-2ドルブラインドのゲームなら2ドル。5-10ドルブラインドのゲームなら10ドル。

ポーカーでは一番大きな金額を賭けてるプレイヤーの金額に合わせるのがルールなので、コールするときはその金額を出さなければならない。

ベットやレイズはしたくないけど次のカードが見たいときはコールするしかない。

ストレートドローやフラッシュドローなどで次のカードが見たくても、自分の前の順番で大きなベットがあると、しぶしぶフォールドしなければならないことが多いが、初心者はついカードが見たくてコールしてしまうことが多かったりする。

※ビッグブラインドはテーブルで特定のポジションに座ってるプレイヤーに課せられるゲームの参加費のこと

ベット(賭ける)

まだ誰もベットしてないタイミングでチップを賭けること。

最初のターン(プリフロップ)は誰もベットしてなくてもブラインドがあるため、ベットはできない。

それ以降のターンでは自分の前の順番までに誰もベットせずに、チェックで回ってきたときのみ使えるアクション。

レイズ(上乗せする)

直前までに誰かがベットしている、またはブラインドがあるときに、その金額より上乗せして賭けること。

最初のターン(プリフロップ)はブラインドがあるが、ビッグブラインドの金額より大きな金額を賭けるとレイズになる。

それ以降のターンでは誰かがベットしたときにその金額を釣り上げたいときに行うアクション。

フォールド(降りる)

勝負を降りること。
フォールドはいつでもできるアクション。

でも自分がビッグブラインドのときにコールで回ってきたときや、第2ターン以降で誰もベットせずにチェックで回ってきたときには、例えハンドが超弱くてもフォールドする必要はない。

このルールがよくわからずフォールドしてしまう初心者が多い。

要するに直前までにベットやレイズがあってコールしなければゲームに参加できない状況で勝負を降りたい場合にフォールドする。

直前までに誰もベットしてないときはチェックすればただで次のカードが見れるのでここでフォールドすると損するだけな上、自分が初心者であることを周りにバラしてしまうことになる。

チェック(パス)

まだ誰もベットしてないタイミングでチップを賭けずに順番を回すこと。
日本のトランプでいうパスみたいなもの。

一番最初のターンで自分がビッグブラインドのときに、誰もレイズしなかった場合に選択できる。
また、2ターン目以降で自分の前の順番の人が誰もベットしなかったときに使える。

なるべくチップを払わずに次のカードが見たいときや、他の人のアクションを観察したいとき、強いハンドを持っていて相手を罠にかけたいときなどに行うアクション

オールイン(全部賭ける)

その時点で持ってるすべてのチップを賭けること。

ノーリミットホールデムポーカーでは、常に賭け金の上限がないため、ルール上いつオールインしてもOK。
ちなみに日本で行われるポーカーはほとんどがノーリミット。

残りチップが少なくなってきた場合、オールインかフォールかしか選択肢がなくなることもある。

以上6つのアクションをやりながらでいいので覚えましょう。

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始めはベットとレイズの違いがわかりにくいと思います。
特に最初のターン(プリフロップ)ではブラインドがあるからややこしいです。

ポーカーでは一番最初に2枚の手札が配られた時点では、ビッグブラインドとスモールブラインドのみが場にチップを出している状態です。

この状況では、ビッグブラインド以外は、チップをビッグブラインドの金額に合わせて出してコールしなければゲームに参加できない状況です。

こういう状況ではベットはできません。
なぜならベットというのは、何も賭けられてないところに自分から賭けることだからです。

なので最初のターンでできるアクションはコールかレイズかフォールドかオールインの4択。

逆にレイズは、自分のターンの前までに誰かがベットしていた、という状況でその金額に合わせるだけでなく、上乗せして賭けるときに取るアクションです。

なので誰もベットしてないときにはレイズはできないんですね。
ただ最初のターンはブラインドが最初から賭けられている状態なのでレイズできると。

ややこしいと思うかもしれませんが慣れると、「なんだ、そんなことか。」と思うようになります。

画面の前でうんうん唸ってないでプレイしてしまえばすぐ覚えられることなので、どんどん実践しちゃってください。

• ポーカーの賭け方(ベッティングアクション)の種類は6つある
• 状況によって取れるアクションが違うので、賭け方は初心者にはわかりにくい
• でもここは習うより慣れろな部分なので勉強するより実践して覚えるべし

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プロフィール

death
2015年にポーカーと出会い、ポーカーの魅力に取りつかれたポーカー大好き青年。
将来はポーカーのプロを目指している。

現在はポーカーの活動はほとんど休止してカナダにワーホリしながらポーカー修行するための資金稼ぎに励んでいる。