オンラインポーカーとライブポーカーはどっちが上達しやすいか?

オンラインポーカーとライブポーカーはどっちが上達しやすいか?

オンラインポーカーとライブポーカーはどっちが上達しやすいか?

ポーカーを上達させるための練習手段として、オンラインポーカーとライブポーカー(対面)があります。

 

この2つはルールは同じでもやってる感覚はかなり違います。

 

結論から言うとどっちもやるべきなんですが、オンラインポーカーとライブポーカーでどこがどう違っていて上達のしやすさにどんな差があるのか解説します。

 

オンラインポーカーとライブポーカーの違い

まずオンラインポーカーとライブポーカーの違いを解説します。

 

オンラインポーカーの特徴

  • リングゲームが主流
  • 複数テーブルで大量のハンドをプレイできる(ライブポーカーの軽く10倍)
  • カードのシャッフルや配布が自動なのでテンポが早い
  • 機械的にアクションを取ることが多い
  • プレイ人数は9MAXか6MAXか選べる
  • ミニマムレートを選べばほとんどお金がかからない

 

ライブポーカーの特徴

  • トーナメントが主流
  • 1つのテーブルで人間ディーラーなので進行が遅くプレイできるハンド数が少ない
  • じっくり考えてアクションを取ることが多い
  • プレイ人数はそのときの客の数で決まる
  • アミューズなら結構お金がかかる(トーナメント1ゲーム2000~5000円)

 

ライブポーカーは海外ならカジノでお金かけてできますが日本だとお金はかけれなくてアミューズメントカジノでやることになります。

 

アミューズは料金がリングゲームが大体2000〜3000円、トーナメントが2000〜5000円程度かかります。

 

 

ちなみにアミューズメントカジノはポーカー以外のゲームもできるところとポーカーしかないところがあります。

 

基本的にはポーカーが流行ってますね。ポーカーが唯一の対人ゲームなんで。

 

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オンラインポーカーでできることとできないこと

オンラインポーカーでできることとできないことについて解説します。

 

オンラインポーカーでできること

オンラインポーカーでは1人で複数のテーブルに参加して、マルチテーブルでポーカーをプレイできます。

 

またディーラーが機械でカードのシャッフルもチップを数えるのも全部自動なので非常にゲームのテンポが早いです。

 

そのため、オンラインポーカーではライブポーカーと同じ時間で10倍以上のハンドをプレイできます。

 

 

ポーカーは習うより慣れで身に付くことがたくさんあるため、大量のハンドをプレイできるオンラインポーカーは練習手段として非常に有効です。

 

 

また、オンラインポーカーはミニマムレートが0.01-0.02ドルです。

 

これは日本円に換算すると1-2円です。

 

 

例え負けまくってもせいぜい1ドル程度なので財布に痛くありません。

 

しかもオンラインポーカーはこのミニマムレートでさえも現金がかかってる分敵がそこそこ強く、いい練習になります。

 

 

費用が安いのでお金がない学生でもクレジットカードなどの入金手段さえあればいくらでもプレイできます。

 

そしてもちろん勝てばお金はプラスになります。

 

 

今日は1ドルプラスにできたぞって感じで毎日記録をつけていればモチベーションも上がります。

 

このように、オンラインポーカーは金銭的にも時間的にも非常に高いコスパでポーカーの練習ができる手段です。

 

また大量の経験を積むことはポーカーでは非常に重要なことで、今世界で活躍する若い世代のプロポーカープレイヤーのほとんどがオンラインポーカーでポーカーの技術を磨いています。

 

オンラインポーカーでできないこと

ではオンラインポーカーでできないことは何でしょうか?

 

それは相手のテル(癖)を見抜くことです。

 

ポーカーでは相手のブラフを見破ったり、自分が相手にバレないようにブラフすることは非常に重要な技術です。

 

また対面でプレイしながら強い相手と弱い相手を見抜き、誰からチップを奪うべきかを考えることも勝つためには重要です。

 

でもオンラインポーカーでは相手の姿が見えないため、このブラフを見破ったり自分がブラフしたりする技術の練習ができません。

 

特に自分より弱い相手を素早く見抜き、チップを奪い取る技術はトーナメントでは非常に大切なため、オンラインポーカーしかやらないプレイヤーはトーナメントで勝ちにくいです。

 

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ライブポーカーでできることとできないこと

ライブポーカーでできることとできないことについて解説します。

 

ライブポーカーでできること

ライブポーカーでできることは基本的にオンラインポーカーでできないことです。

 

対面でプレイするので相手のブラフを見抜いたり、敵を見定めて自分がブラフしたりする練習ができます。

 

 

またライブポーカーのもう一つのいいところは考える時間がたくさんあることです。

 

じっくり考えていても基本的にはあまり急かされず、集中してどうすべきかの判断に時間をかけれます。

 

 

一応トーナメントではゲームの進行上、1分くらい考えてると誰かに「カウント!」と言われて残り時間30秒にされたりはしますが、オンラインポーカーよりは確実に長考できます。

 

 

ポーカーの上達において、最善の手を考えることは重要なことなので、プレイできるハンド数の少ないライブポーカーも案外バカにできません。

 

 

さらにライブポーカーならではの利点がもう一つあります。

 

それは強いプレイヤーの技術を盗めることです。

 

 

自分より上手い人がここでこうブラフするんだ、とか、このハンドをこうプレイするんだ、などと直接プレイを見ることで学習できます。

 

強いプレイヤーが使うパターンを見て覚えることができるのは対面によるライブポーカーならではのメリットです。

 

 

ちなみに日本のアミューズメントは初心者が多いところもありますが、強いプレイヤーがごろごろいるところもあります。

 

また、これはおまけですが、ライブポーカーをプレイするアミューズメントカジノのディーラーは比較的可愛い女の子率が高いです。

 

そのため、かっこいいところを見せたくなってモチベーションがかなり上がります(笑)

 

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ライブポーカーできないこと

ライブポーカーでできないこと、それは何といっても1ゲームでプレイできるハンド数がオンラインポーカーと比べて非常に少ないことです。

 

どれくらい違うかというと、もう10分の1以下です。

 

 

オンラインポーカーはテーブル数無制限なので、頭と手が追い付く限り何テーブルでも同時にプレイできますし、シャッフルやチップのやり取り時間が省略されるのも大きいです。

 

もちろん考える時間も大事なのでテーブル数は増やせば増やすほどいいってものでもありませんが・・・。

 

 

このように、ライブポーカーでは時間に対するプレイハンド数が非常に少ない分、経験値があまり得られません。

 

さらにこれは日本のライブポーカーのほとんどがトーナメントであり、かつターボ式であることも関係してます。

 

 

※ターボ式とは?
通常よりもブラインドの上昇する間隔が短めで早く終わるトーナメントのこと。
初期スタック1万点以下で15分ブラインド、途中から10分ブラインドくらいのものが多い。

 

 

トーナメントでブラインドの上昇が早いとどうなるかというと、すぐに決着がつくって意味ではいいんですが、それはつまり、すぐにブラインドが上がり、オールイン or フォールド戦略という、ほとんど運だけで勝負が決まるゲームになりやすいってことでもあります。

 

 

ポーカーでは、ブラインドの額がある一定の額、正確に言うと自分のスタック(総チップ数)の5〜10%になるとオールイン or フォールド戦略を取るのがもっとも期待値が大きくなります。

 

 

なのでトーナメントの中盤ぐらいからオールイン合戦が始まります。

 

オールイン合戦が始まるとほとんど運だけで勝負が決まってしまいます。

 

 

これが始まってしまうと、もはや考えることに意味がなくなり、ただのじゃんけん大会と同じになってしまいます。

 

これではポーカーの練習にはなりません。

 

 

でも平日の夜など短時間でゲームを終わらせなければいけない都合上、ライブポーカーでトーナメントがターボ式になるのはある程度仕方のないことです。

 

 

休日であればブラインドの上昇がゆるやか(20〜30分ブラインド)で最初のスタック数も大きく(1〜2万点スタート)、じっくりプレイできるトーナメントも開かれてるんですが、こっちは終わるまでが長く、半日(6時間以上)は余裕でかかります。

 

そのため、ライブポーカーはオンラインポーカーと比べて、プレイ時間に対する練習効率が非常に悪いです。

 

 

さらに、ライブポーカーはお金がかかります。

 

平日のターボ式のゲームで1トーナメント2000〜3000円。
休日の長いトーナメントで1トーナメント3000〜5000円。

 

ここにリバイ料金まで入れるとさらに + 1000〜2000円かかります。

 

※リバイとはトーナメントで飛んだ(脱落)ときにお金を払って復活すること

 

時間もお金もかかってしまうのがライブポーカーの欠点です。

 

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ポーカー上達のためのオンラインポーカーとライブポーカーの使い分けの仕方

では、実際にポーカー上達したいと思ってる人がオンラインポーカーとライブポーカーをどう使い分けるべきなのかを、私の経験から解説します。

 

最初はオンラインポーカーで徹底的に確率的に正しい判断を一瞬でする練習をしまくる

ポーカーではある程度パターンが決まってます。

 

この場面ではレイズすべきとか、コールすべきとか。

 

 

でもポーカーのハンドと場のカードの組み合わせは無数にありますし、プレイヤーの人数、ポジションによって最適なプレイは常に変わります。

 

なので暗記は不可能。

 

無数のパターンを何万ハンドもプレイして身体で覚えるしかありません。

 

 

この何万ハンドもプレイすることによる経験値を得るのに最適なのがオンラインポーカーのリングゲームです。

 

1万ハンドもプレイすればある程度ここはこうすべき、こっちはこうすべきみたいなパターンが頭の中にできてきます。

 

 

このパターンをたくさん作り、かつより最適なプレイへと改良していくことで勝率を少しずつ上げていくことができます。

 

オンラインポーカーをプレイするときは相手の顔が見えない分、下手にブラフするより確率的に正しい判断をすることを心掛けてプレイするといいです。

 

 

確率的に正しいプレイはポーカーの基礎中の基礎です。

 

基礎が出来ないうちから応用のブラフなどをしても、あまり意味がないですからね。

 

 

目標はどんな場面でも一瞬で確率的に正しい判断ができるようになること。

 

それができるようになればブラフなしでもある程度勝てるようになるでしょう。

 

 

確率的に正しいプレイは素早くできればできるほどいいです。

 

なぜならそれができれば余った時間を考える時間に回せるからです。

 

 

その時間にどうブラフするか考えたり、相手の性格を分析してハンドを予測したりすることで確率だけでは思いつかないようなプレイもできるようになります。
オンラインポーカーの始め方!登録から入金方法まで初心者向けに解説!

 

初心者のうちはライブポーカーは週1程度で通って上手い人の技術を盗むことに集中する

初心者の間はライブポーカーは週1程度でやるのがちょうどいいです。

 

オンラインポーカーばかりでは飽きてしまうのもありますし、疲れます。

 

 

でも初心者にとって練習効果が高いのは圧倒的にオンラインポーカー > ライブポーカーなのでオンラインポーカーを多めにやるべきです。

 

 

そこに週1程度で入れるライブポーカーはちょうどいい息抜きになるのです。

 

 

でも息抜きだからってただの遊びで終わらせないでください。

 

ライブポーカーでやることはあなたのテーブルで強いプレイヤーを見極め、技術を盗むことです。

 

 

できれば若い人多めのポーカールームに行った方がいいです。

 

基本的にはオンラインポーカーで鍛えてる人は若い人に多いからです。

 

 

もちろんおっさん連中の中にも強い人はいますが、あくまで比率の問題です。

 

 

また、ライブポーカーは基本的に土日に行われるディープスタック(1〜2万点スタート)のゲームがおすすめです。

 

時間が半日潰れますが、平日のターボトーナメントの3倍以上は濃い時間を過ごせます。

 

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ある程度慣れたらライブポーカーに通ってブラフの練習をする

オンラインポーカーでミニマムレートを卒業し、1個上のレート(0.02-0.05ドル)で戦えるくらいになったら、ライブポーカーにある程度頻繁に通ってブラフの練習をするといいです。

 

 

理由はブラフできないとライブポーカーのトーナメントに勝てないためです。

 

 

オンラインポーカーのミニマムレートを卒業したくらいの腕なら、日本のアミューズメントカジノのポーカールームでは平均より上の実力です。

 

 

でもその割に思ったほど勝てないと思います。

 

それはブラフができず、かつブラフを見抜けないからです。

 

 

これはライブポーカーの経験が物を言う世界です。

 

ライブポーカーで勝ちたかったらライブポーカーでのブラフやブラフを見抜く練習を多めに取り入れてください。

 

 

お金があまりない人は週2, 3回、ある人は週4,5回やりましょう。

 

同じテーブルでブラフが上手い人をマークしてどうやってブラフしてるのか見て学んでください。

 

 

上手い人からブラフやブラフを見抜く技術を盗み、実際にマネしてやってみて自分のものにするのです。

 

そうやってブラフをしたりされたりすることでブラフをする技術、されたときに見抜く技術が共に向上していきます。

 

 

オンラインポーカーで培った確率的に正しい判断をする能力とライブポーカーで培ったブラフ技術が合わさって初めて初心者から脱出でき、リアルでもオンラインでも勝率が上がり始めます。

 

 

というわけでオンラインポーカーもライブポーカーもやるべきという結論になるのです。

 

 

まぁ実際、オンラインポーカーばっかだと飽きますし、ライブポーカーばっかだと出費がかさみますし、バランスよくやるとモチベーション的にも、金銭的にも、技術の向上的にもいいんですよ。

 

オンラインポーカーだけでプロになった、なんて人もいますけど、オンラインポーカーのみは正直苦行です。

 

 

機械的にプレイするオンラインポーカーはただでさえライブポーカーと比べてつまらないんですが、リングゲームは変化が少ない分さらに飽きやすいのです。

 

 

一応オンラインでポーカーでもトーナメントをプレイできますが、オンラインポーカーのトーナメントはアメリカ時間に合わせて行われるので日本時間では深夜〜明け方にかけてで、徹夜コースになっちゃうのでやりづらいのです。

 

ってことでポーカー上達したい人はオンラインポーカーとライブポーカーを使い分けましょう、って話でした。

まとめ

  • オンラインポーカーはライブポーカーと比べて圧倒的に時間あたりにプレイできるハンド数が多い
  • オンラインポーカーは時間的にも金銭的にもコスパがよく、効率的にポーカーを練習できる
  • ライブポーカーはプレイできるハンド数は少ないが、対面でブラフの練習をしたり、上手い人の技術を盗める
  • 初心者は最初はオンラインポーカーを多めにやって確率的に正しい判断をする練習をたくさんやるべき
  • ある程度慣れたらライブポーカーに通う頻度を上げてブラフを覚える
  • オンラインポーカーで確率的に正しい判断能力を身に付け、ライブポーカーでブラフ技術を身に付ければポーカー初心者を卒業できる

 

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